2026年度の高校入試の合格発表が終了しました。
まずは結果をご報告いたします。
岡山城東高校 合格者 9名
津山高校 合格者 13名
津山工業高等専門学校 合格者 8名
さらに、萌昇ゼミ全体では、一般入試で80名以上、特別入試で60名以上の合格者を輩出しました。
生徒一人ひとりの努力が実を結んだ結果であり、心から誇りに思います。
しかし、あえて厳しいことを申し上げます。
私たち萌昇ゼミnextは、この結果に「安心」してはいけません。
現在、岡山県の県立高校入試は、多くの学校で倍率1倍を下回る状況にあります。
背景には、私立高校の実質無償化や少子化の影響があります。
一見すると、「受かりやすくなった」と感じるかもしれません。
実際、以前と比べれば合格のハードルは下がっている側面もあります。
ですが、それは本質ではありません。
今、起きているのは「入試の難易度が下がった」のではなく、「求められる力が変わった」という変化です。
これまでの入試は、「合格できるかどうか」が最大の焦点でした。
しかし現在は違います。
問われているのは、
「入学後も通用する学力があるかどうか」です。
特に、岡山城東高校や津山高校、津山工業高等専門学校といった上位校では、この傾向が顕著です。
合格はできたものの、授業についていけず、成績が伸び悩む。
こうしたケースは、決して珍しくありません。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
理由は明確です。
多くの生徒が、「分かったつもり」で学習を止めてしまっているからです。
学力は、「理解した量」では決まりません。
「解き切った量」で決まります。
・自力で解き直した回数
・間違いを修正した回数
・できるまで繰り返した量
これらの積み重ねがなければ、本当の意味での学力は身につきません。
しかし現実には、
「授業を聞いて分かった」
「解説を見て理解した」
この段階で満足してしまう生徒が非常に多いのです。
この差が、入試後に一気に表面化します。
では、学習塾に求められるものは何でしょうか。
第一に、上位校への合格を実現すること。
第二に、高校進学後も通用する基礎学力を築くこと。
第三に、「必ず進みたい高校」に届くための戦略を示すこと。
単に合格させるだけでは、役割を果たしたとは言えません。
むしろ、合格後に伸び続けられる状態をつくることこそが、本来の使命です。
興味深いのは、中学3年生自身はこの変化を敏感に感じ取っていることです。
「倍率は低いのに、不安がある」
この感覚は、極めて正しいと言えます。
彼らは無意識のうちに理解しています。
本当に問われているのは、その先の力であるということを。
だからこそ、私たちは指導の軸を変えません。
・演習量から逃げない
・“分かったつもり”で終わらせない
・自力で解き切るまでやり切る
この積み重ねだけが、入試を突破し、その先でも通用する学力をつくります。
最後に、改めてお伝えします。
合格はゴールではありません。
それはあくまでスタートラインです。
ここから先でどれだけ伸びるかは、これまでの学習の質と量で決まります。
環境が変わり、入試が変わった今だからこそ、
「本物の学力」を身につける必要があります。
この現実から目を背けるのか。
それとも、今から備えるのか。
その選択が、数年後の結果を大きく分けることになります。


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